2,新規発行10年物国債利回りは1%に上昇
3,金利上昇による国内企業への影響は?
米エヌビディア決算 市場予想上回る増収増益
エヌビディアの株価は22日の通常取引終了時点で、年初来で92%上昇した水準にあっただけに、決算発表で示される最新の数字が株価高騰を正当化できるかどうか注目されていた。
結果、2-4月期の売上高は260億ドルと、前年同期比3倍強に拡大。1株利益は一部項目を除いたベースで6.12ドルだった。1対10の株式分割と、四半期配当を150%増の1株当たり10セントにすることも発表した。アナリストの予想では、売上高は約247億ドル、1株利益は5.65ドルと見込まれていた。部門別売上高は、主力のデータセンター部門が226億ドル。ゲーム用チップは26億ドルだった。アナリスト予想はデータセンター部門が210億ドル、ゲーム部門は26億ドルとなっていた。同社は自社技術の販路を大手クラウドコンピューティング・プロバイダー以外にも拡大したい考えを強調した。
フアンCEOは、AIが消費者向けインターネット企業や自動車メーカー、バイオテクノロジー、ヘルスケア関連の顧客に普及しつつあると指摘した。
決算内容は期待を裏切らず、ジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は新時代の幕開けだと言及して興奮をあおった。同CEOはインタビューで「新しい産業革命の始まりだ」と述べた。さらに、国が独自のシステムを開発するソブリンAIと称されるトレンドもみられることから、こうした機会がクラウドサービス・プロバイダー以外にも、数十億ドル規模の市場を複数生み出していると述べた。フアンCEOはまた、次世代チッププラットフォーム「Blackwell」が現在、フル生産体制にあると説明。何兆ものパラメーターを扱える生成AIの基礎を築くものだとし、「われわれは次の成長の波に向けて態勢を整えている」と同CEOは述べた。
エヌビディアって今から投資していいかな??
期待を上回る決算が出ているあいだは心配ないと思うわ。AIが消費者向けインターネット企業や自動車メーカー、バイオテクノロジー、ヘルスケア関連の顧客に普及しつつあるとのことで楽しみね。
新規発行10年物国債利回りは1%に上昇
新発10年債利回りは22日に11年ぶりの1%に上昇し、24日には1.005%と12年ぶりの高水準を付けた。日銀が早期に国債買い入れの減額や追加利上げに踏み切るとの思惑が背景にあり、市場では植田総裁の見解に注目が集まっていた。25日、長期金利が12年ぶりの1%台に上昇していることに関し、長期金利は金融市場で形成されることが基本になると、イタリア・ストレーザで開催された主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議の終了後、記者会見した。日々の短期的な金利の動向や水準にはコメントを控えるとしつつ、「市場の動向を今後とも丁寧にモニタリングをしていく」と述べた。
会見に同席した鈴木俊一財務相は、「金利の上昇は利払い費の増加を招き、財政を圧迫する恐れがある」とし、これまで以上に気を引き締めて財政健全化の取り組みを進めていくと強調。低金利で国債が発行できた従来とは環境が異なるとし、「金利のある世界が到来したことを強く認識する必要がある」と主張した。
新規発行10年物国債ってなにかな??
個人の方のみが購入できる国債で毎日のように発行されているわ。信用度が高く売買も活発なため、その流通利回りが長期金利の代表的指標となっているのよ。
金利上昇による国内企業への影響は?
日本銀行がマイナス金利を解除し、一部金融機関では預金金利の引き上げがあった。今後も金利上昇が見込まれる中で、国内企業にはどのような影響を及ぼしているのか。帝国データバンクが調査結果を発表し、プラスの影響が大きいと回答した企業(2.8%)より、マイナスの影響が大きい(37.7%)と回答した企業の方が多かった。
業界別に見ると、マイナスの影響が大きいと回答した企業の割合が最も多かったのは不動産で、47.7%だった。製造(42.6%)、農・林・水産(41.7%)が続いた。プラスの影響が大きいと回答した企業の割合が最も多いのは金融(14.6%)だった。金融政策の正常化は、長期的に見て日本経済にプラスの影響を期待できるものの、返済利息の負担が増加するなど一時的なマイナス影響もある。帝国データバンクは「物価や経済の状況に十分配慮した金融政策の実施が進められる中で、企業においても『金利のある世界』に対応できる意識の切り替えや体力の強化が必要となろう」とコメントした。
4月16~30日に調査した。対象は全国2万7052社で、有効回答企業数は1万1222社。
金利上昇ってマイナス影響しかないんじゃないかな??
急激な金利上昇はたしかにマイナス影響が大きいと思うわ。時間を掛けて金利のある世界に国内企業と個人が順応していくことで、健全な経済活動が期待できるわね。
コメント